機関投資家がまだ仮想通貨市場に参入しない理由 ~仮想通貨の未来~
どうも、Takiです。
ここ数日仮想通貨市場が好調です。
この流れが一時的なものなのか、はたまた次なる上昇トレンドの到来なのか注目していきたいです。
さて、それでは今回も気になる仮想通貨ニュースを紹介していきたいと思います。
・仮想通貨市場は未だにサムスンのマーケットに満たない
ウォールストリートで20年以上も働き、シティやアリアンツの役員を務めたファン・ヒョンチョル氏によると、仮想通貨市場は依然、韓国のコングロマリット、サムスンの市場規模にも満たない規模だそうです。
ファン氏は、現在では仮想通貨投資家に身を転じ、韓国の仮想通貨市場を管理する会社のCEOを務めています。
氏によれば、機関投資家の参入が、仮想通貨市場を次のレベルに引き上げるカギとなると言います。
2018年にファン氏は、管理体制が整っていないため、大手投資機関が仮想通貨に投資するのは事実上不可能であると発言していました。
しかしここ6か月で仮想通貨の制度化が急激に進んだことに伴い、2019年には展望が大きく変わったとしています。
仮想通貨市場に参入するために、機関投資家達は資産の安全性を保障されなければなりません。
しかし参入できない理由はそれだけではありません。
より多くの機関投資家を呼び込むためには、流動性や市場規模がある程度まで大きくならなければなりません。
現状、仮想通貨の市場規模はサムスンよりも小さい段階です。
大手投資機関にとっては、そのような小さな市場に何千億ドルもの資産を投資し、管理するのは不可能と言えます。
機関投資家達はビットコインが3000ドルだろうが30000ドルだろうが気にしておらず、1260億ドルという市場規模が小さすぎると考えているのです。
そして流動性と市場規模が成熟するまでには、まだまだ時間がかかると考えているようです。
また、販売所取引に関して、ファン氏は、販売所取引市場が取引所取引市場を上回る大きさになっていると指摘しています。
しかしながら、投資家達の目には、必ずしも好意的には映っていないようです。
なぜならそのことが、少数のホエール達が市場のコントロールを握っていることを示しているからです。
ホエールとは大量に仮想通貨を保有している口座のことをいいます。
仮想通貨取引所では、値動きを見ながら取引が行われます。
一方販売所では、販売者側が決めた値段で取引が行われます。
そして、販売所の規模が大きいということは、もしホエールが意図的に大量に売ったり、供給量を極端に減らしたりすれば、ホエールの意図によって仮想通貨の値段が上がったり下がったりすることになることを意味します。
仮想通貨市場の長期的な見通しにおいて、それが機関的であろうが小売り的であろうが、規制がキーになるとしています。
日本や韓国そしてアメリカのようなメジャーな市場では規制に関して先を見越したアプローチを取っていて、テクニカルイノベーションを厳しく規制するような政策は控えているようです。
規制体系は、ブロックチェーンのさらなる発展を妨げないものにし、柔軟性を保つことが重要です。
ブロックチェーン技術と仮想通貨は、投資家側、規制者側双方にとって新しいものです。
そのため、理解に時間がかかるのを認めることと、市場の拡大を受け入れることが大切です。
・参照
https://www.ccn.com/crypto-market-smaller-samsung-institutions
・所感
仮想通貨のニュースやらチャート毎日見ていれば、バイアスが働いて仮想通貨が世に浸透するのはもうすぐ!と感じがちですが、実際はまだまだ時間がかかるのかもしれませんね。
今よりももっともっと取引高が上がって、やっと大手投資機関が参入するわけですから、
その時は今の何倍の価値に上がっているのでしょうか。
100倍?1000倍?
もしそうなったら今からホールドしてる人たちは確実に億り人になれますね(笑)
夢がある話です。
気長にホールドしておくのが得策なのでしょうね。
それでは、また。
・仮想通貨参考書
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